インテリアコーディネーターになるには?


インテリアコーディネーターの資格区分・認定者


民間資格 公益社団法人インテリア産業協会

〒160-0022 東京都新宿区新宿 3-2-1

インテリアコーディネーター


実施機関は?


インテリアコーディネーター資格試験運営事務局

TEL:03-3233-6077 (10:00〜17:00 平日のみ)
mail:info_kentei@nippan.co.jp
受験票に関する問い合わせ期間
一次試験9月29日(木)〜10月7日(金)10:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
二次試験:11月24日(木)〜12月2日(金)10:00〜17:00(土・日・祝日を除く)

インテリアコーディネーターの試験を受けるために必要な資格は?


無し。誰でも受けることができる。


インテリアコーディネーターの試験科目は?


一次試験(初めて受験申請される方、試験免除番号をお持ちでない方)


学科(160分、マークシート式)

1.インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること

インテリアコーディネーター誕生の背景となった住まいへの意識変化や住宅・インテリア産業の発展の経過、その後のインテリア産業の進展とインテリアコーディネーターの職域の拡大等に関する基礎知識を有していること。

2.インテリアコーディネーターの仕事に関すること

インテリアコーディネーターとしての役割、職能、必要な実務内容・手順および職域等に関する基礎知識を有していること。

3.インテリアの歴史に関すること

古代から現代に至る日本および西洋のインテリアの歴史に関する基礎知識を有していること。

4.インテリアコーディネーションの計画に関すること

インテリアコーディネーションのための基本的な検討事項(生活像、規模計画、寸法計画、人間工学、造形原理、色彩計画、安全計画、性能計画、維持管理)、生活場面の構成手法、リフォームの計画等に関する基礎知識を有していること。

5.インテリアエレメント・関連エレメントに関すること

インテリアエレメント(住宅家具、造形部品、システム・ユニット製品、ウインドートリートメント、カーペット、インテリアオーナメント等)、各種品質表示、エクステリアエレメント等に関する基礎知識を有していること。7

6.インテリアの構造・構法と仕上げに関すること

建築の構造・構法、インテリア(床・壁・天井)の構法、造作と造作材、機能材料と工法、建具、仕上げ材と仕上げ等に関する基礎知識を有していること。

7.環境と設置に関すること

室内環境(熱、湿気、換気・通風、音、光)、住宅設備(給排水、換気・空調、自然エネルギー、電気、照明、水廻り設備機器)に関する基礎知識を有していること。

8.インテリアコーディネーションの表現に関すること

建築等設計図書、二次元・三次元表現方法、CAD表現・レンダリング、プレゼンテーションに関する基礎知識を有していること。

9.インテリア関連の法規、規格、制度に関すること

インテリアに関連する建築・住宅、省エネ・環境・リサイクル、高齢者・障害者配慮、品質・安全等分野の法規制。規格・制度・表示に関する基礎知識を有していること。


科目免除者用一次試験(免除制度を利用して一次試験を受験する方)


(1)インテリア商品と販売(100分)

1.インテリア商品・部材

主要インテリア商品、インテリア施工関連商品、その他のインテリア商品に関する基礎知識を有していること。

2.インテリア販売

マーケティング、流通チャネル、インテリアビジネス等に関する基礎知識を有していること。

3.インテリア情報

情報の基本、情報の処理、情報システム等に関する基礎知識を有していること。

4.コンサルティング

コンサルティングの基本、コンサルティング・セールス、プレゼンテーション等に関する基礎知識を有していること。

5.積算・見積

設計図書、仕様書、工事の積算、見積用語等の基礎知識を有していること。

6.住環境

室内環境(安全・省エネ・環境等)に配慮した商品、廃棄物に配慮した商品、高齢者に配慮した生活空間、バリアフリーを考慮したコーディネート等に関する基礎知識を有していること。

(2)インテリア計画と技術(100分)

1.住宅構造に関すること

住宅構造(構法)の種類、構造材料の種類、下地材と下地構法の種類と特性に関する基礎知識を有していること。

2.インテリア構成材に関すること

内装仕上げ材(床・壁・天井)、造作・開口部の種類・特徴と仕上げ構法の特性、住宅部品、機能材料等に関する基礎知識を有していること。

3.室内環境に関すること

熱(属性・日射等)、湿気(湿度・結露)、空気(換気・通風)、音(遮音・吸音)、光(属性・採光等)等に関する基礎知識を有していること。

4.インテリア基礎に関すること

空間計画(各室計画・リフォーム計画)、人間工学、モジュラーコーディネーション、インテリアの歴史等に関する基礎知識を有していること。

5.インテリア計画に関すること

設備計画(衛生・空調・電気・安全設備)、照明計画、彩色計画等に関する基礎知識を有していること。

6.表現技法に関することに関すること。

設計図書、実務基礎、造形の基本(空間構成と造形)、CAD・CG等に関する基礎知識を有していること。

7.関連法規に関すること

インテリア関連法規(消費者保護・製品関連・販売モラル・省エネ・環境・建築関連等)の法規法令の基礎知識を有していること。


二次試験


論文・プレゼンテーション試験(180分)

(論文)

インテリアコーディネーターとして、住まいのインテリアに関する与えられた課題について、これを理解・判断し、的確な解答を表現できる能力を有していること。

(プレゼンテーション)

インテリアの基礎知識をもとに、住まいのインテリア空間に関する与えられた課題について、これを理解・判断し、プレゼンテーションとして図面等で的確に表現できる能力を有していること。

 持ち込める製図用品

  • 直定規(30cm以内)
  • 三角スケール三角定規
  • コンパス
  • ヘキサスケール(直定規機と三角スケール機能のみ持つもの)
  • 型板(テンプレート)の円定規だけのもの(なお、一部に角度表示のある物でも可)
  • 字消し板 
  • 製図用ブラシ
  • 色鉛筆(12色以内、色の選択は自由)※軸(木や紙)に芯を通した色鉛筆に限る。全体が芯でできたもの等は不可
  • ミニ鉛筆削り(削りカスが散らからないように注意してください)

上記以外の型板(テンプレート)や勾配定規等の使用はできません。


インテリアコーディネーターの試験申し込み受付期間は?(平成28年の場合


平成29年7月18日(火)〜8月24日(木)まで 


インテリアコーディネーターの試験日は?(平成29年度の場合)


インテリアコーディネーター一次試験

平成29年10月8日(日)

インテリアコーディネーター二次試験

平成29年12月3日(日)


受験申請後のスケジュールは?


9月下旬

一次試験・科目免除者用一次試験・受験票の発送

10/第2日曜日

一次試験・科目免除者用一次試験の試験日

11月上旬

一次試験・科目免除者用一次試験 合格通知の発送

11月下旬

二次試験受験票の送付

12/第2日曜日

二次試験の試験日

2月中旬

二次試験合格通知送付

2月下旬

資格者登録申請開始

3月下旬

資格者登録申請期限

4/1~

資格有効期間の開始  となります。詳しくはこちらで確認


インテリアコーディネーターの試験合格率は?


一次試験は約30%

二時試験は約60%

で合わせて25%前後で推移しています。


インテリアコーディネーターの受験料は?


①基本タイプ

(一次試験+二次試験)14,400円(税込)

一次試験試験を合格後、引き続き今年度の二次試験を受験する方。

※一次試験不合格の場合、二次試験を受験できません。

受験料の返金もできません。

②一次試験<先取り>タイプ

(一次試験のみ)11,300円(税込)

一次試験のみ受験する方。

※一次試験に合格しても、今年度の二次試験を受験できません。

③二次試験<専攻>タイプ

(二次試験のみ)11,300円(税込)

すでに一次試験を合格済で、二次試験のみ受験する方。


インテリアコーディネーター試験合格後の資格登録について


合格後、登録料(5年間14,000円)を納付、登録されますと、インテリアコーディネーター証が交付されます。

※申請期間内に登録手続きが完了しない場合は「登録する権利」が失効します。


インテリアコーディネーターの登録更新料は?


更新手数料は資格取得後5年目および10年目の更新時は20,480円(更新登録・研修費、税込)

15年目以上の更新時は14,000円(更新登録費、税込、研修免除)。


インテリアコーディネーターの試験に合格するには?


参考書や過去問による独学や通信教育があります。

自分にあった勉強方法を見つけましょう!!