Contents
- 1 新「基礎施工士」試験とは?→「登録基礎ぐい工事試験」という名称に変わりました!!
- 2 基礎施工士の資格制定は?
- 3 基礎施工士と既製杭施工管理技士両方の資格を既にもっている人はどうなる?
- 4 既に「既製杭施工管理技士」や「基礎施工士」の資格のどちらかをもっている人はどうなる?
- 5 既存資格を失効しないためにはどうすればよいのか?
- 6 更新講習はどうなる?
- 7 「登録基礎ぐい工事試験」について
- 8 基礎施工士の受験資格は?
- 9 「登録基礎ぐい工事試験」の合格基準は?
- 10 「登録基礎ぐい工事試験」の合格率は?
- 11 「登録基礎ぐい工事試験」の申込受付期間は?
- 12 「登録基礎ぐい工事試験」の対象は?(試験範囲)
- 13 「登録基礎ぐい工事試験」の受検料は?
新「基礎施工士」試験とは?→「登録基礎ぐい工事試験」という名称に変わりました!!
「基礎施工士検定試験」は「登録基礎ぐい工事試験」(建設業法施行規則第7条の4第1項)という名称に変わりました。
一般社団法人 日本基礎建設協会の「基礎施工士」と
一般社団法人 コンクリートパイル建設技術協会が実施する「既製杭施工管理技士」
が統合された資格試験です。
新 資 格‥「基礎施工士」
既存資格‥現:基礎施工士保有者⇒「基礎施工士(場所打ち杭)」
現:既製杭施工管理技士保有者⇒「基礎施工士(既製コンクリート杭)」
現:基礎施工士・既製杭施工管理技士両資格保有者⇒「基礎施工士」
基礎施工士の資格制定は?
平成27年度
基礎施工士と既製杭施工管理技士両方の資格を既にもっている人はどうなる?
両方取得している場合は新「基礎施工士」の資格が付与される。
既に「既製杭施工管理技士」や「基礎施工士」の資格のどちらかをもっている人はどうなる?
既存資格は15年間(平成42年度まで)有効。
平成28年度より15年間で新資格を取得しなければ、既存資格は失効となる。
既存資格を失効しないためにはどうすればよいのか?
移行試験(新試験の指定部分を受験)がある。
移行試験の合格者には、「基礎施工士」の資格が付与される。
移行試験は、平成28~42年度の15年間実施される。
更新講習はどうなる?
新資格については、平成32年度から実施する。
既存資格については、
①平成31年度まで、各協会が従来どおり個別に実施される。
②平成32年度からは新資格の更新講習を受講することになる。
「登録基礎ぐい工事試験」について
基礎施工士の受験資格は?
学歴 | 実務経験年数 | ||
起算 | 指定学科を卒業の者 | 指定学科以外を卒業の者 | |
大学卒 | 卒業後 | 1年6か月以上 | 2年6か月以上 |
短大・高専卒 | 卒業後 | 2年6か月以上 | 3年6か月以上 |
高校卒 | 卒業後 | 3年6か月以上 | 5年6か月以上 |
中学卒 | 卒業後 | 8年以上 | |
(1)実務経験年数:基礎工事に関する経験のすべてをいいます。上記経験年数の計算は試験当日での年数とします。 (2)指定学科:土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、海洋土木を含む)、建築学、機械工学、衛生工学、建設学、建設基礎工学、電気工学、地学、地質学、資源工学、衛生工学、交通工学、安全工学、環境保全工学、計測工学などの理工系学科。 |
「登録基礎ぐい工事試験」の合格基準は?
科目 | 正答数 新規受験者 |
正答数 既資格取得者 | |
択一式問題 | 基本問題 | 24問中12問以上 | 4問中2問以上 |
施工問題
(場所打ちコンクリート杭) |
22問中11問以上 |
解答対象問題22問中11問以上
|
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施工問題 (既製コンクリート杭) |
22問中11問以上 | ||
合計 | 問68中41問以上 |
26問中16問以上
|
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記述式問題 | 6割以上 | 6割以上 |
「登録基礎ぐい工事試験」の合格率は?
1回目のデータがわからないため、旧既製杭施工管理技士の例では約30%。
「登録基礎ぐい工事試験」の申込受付期間は?
毎年9月上旬~10月中旬
「登録基礎ぐい工事試験」の対象は?(試験範囲)
場所打ちコンクリート杭工法及び既製コンクリート杭工法
「登録基礎ぐい工事試験」の受検料は?
19,000円