液化石油ガス設備士になるには?


液化石油ガス設備士の資格区分・認定者


国家資格(都道府県知事)


根拠となる法令は?


液化石油ガスの保安の確保および取引の適正化に関する法律第38条の4


液化石油ガス設備士の資格制定はいつ?


昭和54年


液化石油ガス設備士試験の実施機関は?


1.液化石油ガス設備士試験 高圧ガス保安協会 試験センター

〒105-8447 東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル
Tel.03-3436-6106
Fax.03-3436-5746

高圧ガス保安協会の各都道府県試験事務所等
液化石油ガス設備士

2.高圧ガス保安協会が行う第2・第3講習

高圧ガス保安協会の各都道府県試験事務所等


液化石油ガス設備士の試験を受けるために必要な資格は?


無し。年齢、学歴、経験に関係なく誰でも受験できる。


液化石油ガス設備士試験の受付期間は?(平成29年度の場合)


・電子(インターネット)申請によるもの平成29年8月21日(月)午前10時から平成29年9月1日(金)午後5時まで

・書面申請によるもの         平成29年8月21日(月)から平成29年9月1日(金)まで


液化石油ガス設備士の試験日はいつ?


筆記試験  平成29年11月12日(日)

技能試験(液化石油ガス設備士筆記試験に合格された方)

平成29年12月3日(日)

ただし、富山県会場は12月4日(月)


液化石油ガス設備士試験の合格発表はいつ?


筆記試験の合格発表は平成29年11月24日(金) 

技能試験の合格発表は平成30年1月5日(金) 


液化石油ガス設備士の受験手数料はいくら?


受験手数料(課税扱い):20,200円(インターネット上での申請)書面申請は+500円


液化石油ガス設備士の試験の内容、試験時間は?


①筆記試験

試験科目 試験の内容 試験時間
法令
(択一式)
15問
供給設備及び消費設備の保安に関する法令及び関係法令 9時30分~10時30分(60分)
配管理論等
(択一式)
20問
  1. 液化石油ガスに関する基礎知識
  2. 液化石油ガス設備工事に必要な機械、器具又は材料に関する知識
  3. 配管理論、配管設計及び燃焼理論
  4. 液化石油ガス設備工事の施工方法
  5. 供給設備及び消費設備の検査の方法
 11時00分~12時30分(90分)

②技能試験

試験の内容 試験時間
  1. 配管用材料及び工具の使用
  2. 硬質管の加工及び接続
  3. 器具等の取り付け
  4. 気密試験の実施
  5. 漏えい試験の実施
  • 電動ねじ切り機の場合(60分)
  • 手動ねじ切り機の場合(75分)

※技能試験受験票に記載された時間

注意:技能試験に使用する「試験用工具・器具」は、受験者各自が持参すること


液化石油ガス設備士試験の受験者各自が持参する必要のある技能試験の試験用工具・器具について


1.試験用工具等

No. 数量 備考
1

パイプバイス
(管用万力)

1個 15A(1/2B)~20A(3/4B)の配管用炭素鋼鋼管(SGP)に適応するものを標準とする。
2  物差 1個  1m程度を測定できるものであること。
3  マーキング用  適宜  
4 1)電動ねじ切り機 1)、2)いずれか1台
  1. 交流100V用、2極差し込みプラグ、600W以下のものであること。
  2. 絶縁不良でないものであること(絶縁抵抗値1MΩ以上)。
  3. 管用テーパねじを切れるものであること。
  4. 自動切り上げ式又は手動切り上げ式のものであること。
  5. 15A(1/2B)及び20A(3/4B)用に調整済みのダイヘッド及びチェーザを持参すること。
  6. パイプカッタ及びリーマ付属のものを標準とする。付属していないものの場合は、パイプカッタ及びリーマを持参すること。
2)手動ねじ切り機  
  1. 管用テーパ-ねじを切れるものであること。
  2. 15A(1/2B)及び20A(3/4B)用に調整済みのオスタ形ねじ切り機(チェーザ組込み済)を持参すること。
  3. パイプカッタ及びリーマを持参すること(リーマの代用として丸ヤスリ可)。
5  ワイヤブラシ 1個  
6  ウエス 若干  
7  シール材  若干  LPガス用のものであること(シール剤又はシールテープ)。
8  パイプレンチ  2個  250mm~300mmの配管用炭素鋼鋼管(SGP)に適応するものを標準とし、コーナーレンチも可とする。
9  モンキーレンチ 1個  250mmのものを標準とする。
10 ねじ切り油  必要量  

2.試験用器具(気密試験用)

No. 名称 数量 備考
1 ゴム管 適宜 LPガス用のものであること(オレンジ色又は防鼠用のもの)。
2 1)機械式自記圧力計及び記録紙(チャート紙) 1)、2)いずれか1台 液化石油ガス法施行規則例示基準第29節1、気密試験に適合したものであること。
特に、最小目盛単位は0.2kPa以下のものであることに注意すること。
2)電気式ダイヤフラム式自記圧力計及び記録紙 液化石油ガス法施行規則例示基準第29節1、気密試験に適合したものであること。

特に、以下の点について注意すること。

①最小目盛単位は0.02kPa以下のものであること。
②測定開始時の圧力及び測定終了時の圧力並びにその間の最低圧力及び最高圧力が記録紙に記録できるものであること。

3 漏えい検知液又は石けん水 若干  
4 三又 1個 自記圧力計等に三又が設置されている場合は持参不要とする。
5 ガス栓 1個 自記圧力計等にガス栓が設置されている場合は持参不要とする。
6 二連球ポンプ又は空気ポンプ 1個  二連球は、所定のネットが装備されているものであること。

液化石油ガス設備士試験の合格に必要な点数は?


合格基準点は、筆記(各科目)・技能試験とも、それぞれ満点の60%程度。


液化石油ガス設備士試験の合格率は?


平成27年度試験で34.9%


液化石油ガス設備士の講習について


液化石油ガス設備士免状を講習により取得したい方は受講対象者により3種類にわかれます。


液化石油ガス設備士講習の種類は?


第一講習 ※未経験者又は無資格者が対象 ※KHKでは現在実施されていません。

第二講習 LPガス設備工事の経験1年以上の方が対象

第三講習 建築配管技能士等の関連資格保有者等が対象


液化石油ガス設備士講習の内容は?


3日間(講義は19時間 実習は2時間(第三講習は実習なし))

法令-法令・LPガスの基礎・配管理論・施工方法・検査の方法

検定試験は、筆記試験と技能試験があり、技能試験は筆記試験に合格した方のみが受検できます。


液化石油ガス設備士講習の検定試験について


筆記試験 

法令、配管理論など

技能試験

配管工事の実技


液化石油ガス設備士講習の受講受検料は?


筆記試験12,300円

技能試験14,300円

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