積算のプロ!!建築積算士の資格について 補足:建築積算士補について


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建築積算士の資格区分・認定者


民間資格 公益社団法人 日本建築積算協会
The Building Surveyor’s Institute of Japan (BSIJ)

建築積算士

所在地 〒105-0014
東京都港区芝3-16-12 サンライズ三田ビル 3階
電話番号 03-3453-9591
FAX番号 03-3453-9597


建築積算士の資格制定は?


平成2年


建築積算士の有資格者数は?


12,756名(平成22年4月1日現在)


建築積算士の適用業務の内容等は?


建築積算士資格者の主たる職務は、適正な積算技術により建築に関する次の業務を的確に行う。

①数量計測計算
②工事費用内訳書(見積書)の作成算定
③工事費算定(値入れ)歩掛1位代価(復合)作成
④電算による数量、工事費算定処理業務
⑤予算計画、概算にかかる業務
⑥積算にかかる開発、調査研究業務
⑦諸積算基準、要領の作成、指導、審査業務
⑧工事費調査、統計


建築積算士の資格取得方法は?


建築積算士試験による

1次試験(学科)と2次試験(実技)がある。


建築積算士の受験資格は?(平成29年度の場合)


平成29度4月2日現在、満17歳以上(2000年(平成12年)4月1日以前に生まれた方)であれば、学生、社会人全て受験できる。


建築積算士の一次試験免除について


次のいずれかに該当するものは一次試験が免除される。

( )内は必要な書類

  1. 当協会が認定する建築コスト管理士、建築積算士補(資格を証明できる書類)
  2. 建築士法による一級建築士、二級建築士及び木造建築士(免許証等の写し)
  3. 建設業法による一級及び二級建築施工管理技士(合格証明書等の写し)
  4. 当協会が実施する積算学校卒業生(卒業した積算学校事務局発行の証明書又は卒業証)
  5. 一時試験合格者(二次試験受験票(正)又はその写し)

建築積算士の一次試験(基本知識に関する問題)の申込期間は?(平成29年度の場合)


平成29年6月1日(木)から8月31日(木)まで


建築積算士の受験料は?


27,000円(消費税込)


建築積算士の試験地は?


札幌/盛岡/仙台/東京/名古屋/大阪/広島/福岡/鹿児島/沖縄(全国10都市10会場)


建築積算士の試験日程は?(一次試験)(平成29年度の場合)


平成29年10月22日(日)/12:50~15:50(3時間)


建築積算士 一次試験の合格発表日は?(平成29年度の場合)


平成29年12月1日(金)10時頃に協会ホームページにて公開される。


建築積算士のニ次試験(実務知識に関する問題)の受験資格は?


今年度試験に合格した者、及び一次試験を免除された者


建築積算士の受験申込期間は?(ニ次試験)(平成29年度の場合)


平成29年10月1日(日)~12月5日(火)まで


建築積算士の受験料は?(ニ次試験、消費税込み)


27,000円 ※今年度一時試験合格者は不要 ※建築積算士補は13,500円


建築積算士 二次試験の試験日は?(平成29年度の場合)


平成29年1月28日(日)/10:00~17:00(実技時間4時間30分、短文記述試験1時間)


建築積算士 二次試験の合格発表日は?(平成29年度の場合)


平成30年3月1日(木)10時頃に協会ホームページにて公開される。


建築積算士の登録手数料は?


12,960円(消費税込)


建築積算士の試験方法と出題範囲は?


一次試験

試験時間:3時間

出題範囲:建築積算士ガイドブック全章(建築数量積算基準・建築工事内訳書標準書式の主要な部分は、平成23年4月1日版以降のガイドブックに記載されている。)

問題数:50問

問題形式:4肢択一

二次試験

①短文記述試験

試験時間:1時間

出題範囲:建築積算ガイドブックのうち第1章~第4章、第9章~第15章を対象とする。

問題数:2問

問題形式:問題に対する解答を短文(200字以内)で記述。

②実技試験

試験時間:4時間30分

出題範囲:建築積算士ガイドブックのうち第5章~第8章、巻末の基準類(建築数量積算基準・内訳書標準書式の主要な部分は、平成23年4月1日版以降のガイドブックに記載されている。)

問題数:躯体(コンクリート、型枠、鉄筋)、鉄骨、仕上げ、内訳明細作成・工事費算出(以上4分野)

問題形式:図面に基づき、数量を計測・計算する。内訳明細を作成する。


建築積算士の合格率は?(最近3年間)


約72.6%


建築積算士補とは?


建築積算士補は、学生が取得できる資格として、就職活動時に履歴書に記載できるなどの利点があり、また、建築積算士一次試験が免除となる資格にもなっている。


建築積算士補の実施団体は?


公益社団法人 日本建築積算協会


建築積算士補の認定事業名称は?


建築積算士補認定事業


付与する称号は?


建築積算士補


建築積算士補の認定事業の目的は?


将来実社会において、様々な建築分野で活躍するであろう学生を主たる対象として、建築積算に関する基礎的知識の向上を図り、建築工事費の適正な価格形成に資するとともに、建築物の質の向上に寄与することを目的とする。


建築積算士補の資格に求められる知識


生産プロセス概要、工事発注スキーム概要、設計図書構成、工事費構成、積算業務・実務概要、LCC・VE概要


建築積算士補の資格付与の方法は?


公益社団法人 日本建築積算協会が実施する試験に合格すること。


建築積算士補の試験について


原則として、認定校において全授業終了後に試験を行う。


建築積算士補の受験資格は?


認定校における建築積算講座を受講し、所定の単位を取得した者。